【この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です】
セル内で改行されたテキストの１行目を抽出する
3つの関数を組み合わせて抽出します。セル内の改行位置をFIND関数で特定し、それ以前をLEFT関数で取得します。改行を文字で示すにはCHAR関数を用います。
=LEFT(A1,FIND(CHAR(10),A1)-1)
セル内で改行されたテキストの１行目を抽出する
補足：CHAR は文字コードを表す数値をASCII またはJIS に対応する文字に変換する関数です。改行 CHAR(10) や タブ CHAR(9) など、キーボードで打ち込めない文字や記号は CHAR 関数を用います。
応用：セル内で改行されたテキストのN行目を抽出する
1行目はセル内の最初の改行文字の左側をLEFT関数で取得しました。次は、N行目を抽出する方法です。
N行目の場合、まずSPLIT関数で改行文字ごとに区切り、そのN番目をINDEX関数で指定し取得します。以下は2行目を取得する例です。
=index(split(A1,CHAR(10)),2)
