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IDEA*IDEA さんが紹介して話題になった、「『読むための所要時間』を表示することで訪問者の滞在時間を 13.8%延長できる」という記事。長めの文章が目に飛び込んできたらそっとブラウザを閉じる(戻る)ことがある事実に着目した、非常に良い対策だと思います。「どのくらいのコストでどれだけのメリットを得ることができるのか」が利用者・消費者の立場から瞬時に分からなければ見向きもされなくなる、という傾向は今後も進んでいくのではないでしょうか。
WordPress では記事ごとの文字数をカウントし、全て読むのに必要な目安の時間を記事の先頭に追加する便利なプラグインが用意されています。
Insert Estimated Reading Time
インストール
- 管理画面 > プラグイン > 新規追加 から、「Insert Estimated Reading Time」を検索して新規インストールを行います。
- インストールが完了したらプラグインを有効化します。
- 管理画面 > 設定 > Insert Estimated Reading Time からプラグインの管理画面を表示し表示をカスタマイズします。
表示のカスタマイズ
管理画面の説明に従い表示設定をカスタマイズします。
一分間あたりの文字数
デフォルトは 500 になっています。日本人の平均は 分速400~600文字と言われているためこの数値になっているのだと思われます。 記事の内容によっては難解な文章を扱う場合もあるため、サイトで扱う話題や訪問者層を考慮して文字数を設定すると良いでしょう。
フォーマット
追加する文字列を指定します。画像や複雑なレイアウトを指定する場合、詳細は別途スタイルシートに記述したほうが良いでしょう。
この記事では、記事の文字数が811文字ですので以下のように表示されます。
作者の方が提供しているプラグインの利用方法
プラグインを使用しない実装方法